Autopilotの自己展開モードでキオスクPCを用意する

 

特定のアプリのみ利用ができるキオスクPCをAutoPilotを利用してセットアップする手順です。

AutoPilotとIntuneを利用することで、ローカルユーザーを作成する必要もなく、表示するURLもリモートで変更できるキオスクPCを用意できます。

下記の流れで実施していきます。

  1. グループを作成する
  2. Autopilotデバイスとして登録する
  3. グループタグを設定する
  4. デプロイプロファイルを設定する
  5. キオスクプロファイルを設定する

 

1.グループを作成する

メンバーシップの種類を動的デバイスを選択する

動的メンバーシップルールを設定する

(device.devicePhysicalIds -any (_ -eq "[OrderID]:任意の値"))

 

任意の値の部分は、以降の手順で出てくるグループタグと値を合わせます。

 

 

2.Autopilotデバイスとして登録する

Autopilotへの登録方法は以下の公式マニュアルを参照してください。

PCの販売店と相談することで事前に登録してもらうことや、登録用のcsvだけをもらうと言ったことも可能です。

docs.microsoft.com

 

3.グループタグを設定する

Autopilot登録されたデバイスのデバイスグループを作成した際に設定した値と同じ値を設定してください

 

 

 

4.デプロイプロファイルを作成する

配置モードは「自己展開」を選択する

 

割り当てるグループは、作成したグループを割り当てます

 

プロファイルが割り当たっていることを確認する

 



 

 

5.キオスクプロファイルを設定する

 

登録したデバイスを初期化状態で起動するとAutoPilotにより自動でIntuneへの登録が行われます。

そのまましばらく待機しているとキオスクプロファイルで設定したキオスクURLにアクセスした状態でブラウザが立ち上がります。