MEMでSlackを展開
これまではストア版SlackをMEM(Intune)から配布していましたが、Microsoft Store for Businessが2023年に終了するみたいなのでパッケージ版を配布する方法を検証してみました。
SlackのヘルプページからMicrosoft インストーラー (MSI) パッケージをダウンロードすることができます。今回はユーザー別展開用MSIを使います。
Microsoft インストーラーを使って Slack をデプロイする | Slack
- MEMの管理画面からアプリの追加を選択します
- 基幹業務アプリを選択します
- ダウンロードしたSlackSetup.msiを選択してアップロードします
- アプリのインストールコンテキストは強制的に【デバイス】が選択されます
- 自動更新に対応しているのでアプリのバージョンを無視するは【はい】を選択します
- その他の補足的な設定は任意で問題ないと思います
これを配布するとクライアントPC側で以下の動作となりました。
- %LOCALAPPDATA%フォルダ内にSlackがインストールされます。
- デスクトップ画面にショートカットが作成されます。
- Program Filesフォルダ内にSlackインストーラが保存されます。
- 共通のスタートアップにSlackインストーラが登録されます。*1
- 新しいユーザーでWindowsにログインしてもSlackがインストールされます。
Win32(intunewin)ツールを使うか、あとはパッケージマネージャーを使うというパターンもあると思いますが、intunewin形式への変換が不要であったり管理ツールやスクリプトの学習しなくて済むので今回のやり方が一番手っ取り早いかなと思いました。
ちなみにStore for Businessに変わる新しいサービスは22年の前半にプレビュー、後半に一般公開となるらしいです!